さて、βテスターに無事当選した訳ですが、テスト開始の22日までまだ時間があり、何かやってないとどうにも落ち着かないNalciseです。
何故なら、ギルドはその存在自体賛否両論のものであり、そのデメリットとしてギルドという狭いコミュニティに閉じこもり、世界全体が閑散とした雰囲気にしてしまうという可能性を大いに秘めているからです。
しかし、ギルドにはそれを補って余りあるメリット、魅力があるのもまた事実であり、ギルドとはプレイヤーとプレイヤーの心の交流をもって成功足らしめるものでして、正にMMORPGの本道の要素を沢山含んだものなのです。
人間同士が集まって作られるギルドは、エゴや対人関係・組織としての各人の役割りや人心掌握術などなど、様々な要素が複雑に絡み合う、マニュアルがなくシステムに依存しない、最高のイベント発生装置だと私はいつも考えています。
ギルドの話になると、とたんに熱くなるNalciseですが、そんなギルド廃人Nalciseのギルド論であります。(^-^;
ギルド論第一弾はギルドその物について考えてみましょう。
ギルドの魅力は何と言っても、プレイヤー間の交流にあり、その為には参加メンバーの人柄に依存することは既に述べました。
人柄の良いメンバーが集まったギルドは、それだけで何物にも変えがたいものですが、そういうギルドを作るとなると大変な労力を必要とします。
そこで今回は、ギルドにはどういう物があるのか?、どういう点を考慮すべきなのか?、ギルドその物について考えてみましょう。
【方向性】
さて一言でギルドと言っても、それぞれのギルドには様々な方向性がありまして、参加するギルドがどういう方向性のギルドなのか、それによって実感するギルド参加への意義も変わってきます。
ギルドの方向性というと、戦闘主体のギルドや生産主体のギルド、あるいはバランス良くメンバーを揃えようというバランス重視のギルドなど様々ですが、最も重要なことは、そういった
方向性をキチンと定めているということです。
「みんなで楽しく」「チャット主体」この辺りはよく聞くギルド説明の文句ですが、これらは「当たり前」のことであって、ギルドの方向性ではありません。
ギルドの方向性は、参加するメンバーの環境を決定づける要素の一つであり、最大級の重要項目なので、その辺りをしっかり考えてギルド作りや加入を考えたいものです。
さて、今回私はどういった方向でギルドを作るかというと、上記のような方向性では考えていません。
あえて言えばバランス型になると思いますが、「みんなで組織作りをする」ギルドという物を考えています。
新メンバー探しやスカウト活動、ギルドイベントの企画や実施、他ギルドとの交渉や、ギルド内で発生した問題の解決などなど、ギルド運営には沢山のお仕事があります。
それらお仕事はそれぞれ大変な業務なのですが、大変なだけに上手く出来た時の達成感もまた格別なものでして、私はその達成感がたまらなくてギルド作りをしているようなものです。(^-^;
メンバー各自が、自分の得意分野で力を発揮してギルドに貢献し、ギルドを育てていく。
そういうギルドを目指します。
【秩序やルール】
先ほど方向性について書きましたが、それら方向性の前に大前提としてギルドは気の合った仲間の集いであることは説明するまでもありません。
しかし、気の合った仲間同士であっても、秩序やルール、そしてマナーは大切なことであり、それらを無視することは出来ません。
これもまた、「迷惑行為の禁止」「挨拶」などの当たり前を前面に打ち出したギルドを見かけますが、もう少し大人のルールを考えたいものです。
では、どういった物が大人のルールなのでしょうか?
例えば「新メンバー加入のルール」や「脱退処分の規定」などがありますね。
あるキャラクターが新たにギルドに加わることになったとしましょう。
ギルドはメンバーの人柄が大切だと述べましたが、新メンバーの人柄など、まだまだ分かりません。
そこで「一週間の仮加入」などを実施しているギルドも多いのですが、問題は一週間後の判定です。
マスターも廃人ばかりではありませんから、ずっと新メンバーの動向を見て人柄を読み取る訳にもいきません。
マスターと数名のサブマスターによる会議を行い、各人が感想を述べ合って合議的に決定するようにすることで、個人の感覚による偏りを防ぎつつ、最悪お断りする際のマスターの心の負担をも低減することが出来ます。
秩序やルールを考える時、
対外的な対面も大切ですが、常に参加メンバーという内側に目を向けるべきでしょう。
【メンバーへの配慮】
割りと見落とし勝ちな点に、メンバーへの配慮というのがあります。
メンバーによって眠くなる時間も明日の起床時間も様々なのですが、もしギルド内に「ギルドのPTに加わるのが当たり前」といった雰囲気があると、「眠いけど少しだけログインしようかな」というメンバーも少々ログインを躊躇ってしまいます。
ギルドの活性化はメンバーのログイン率が大きく影響し、メンバーが寝る前に5分だけログインしてちょっと挨拶に来るというのは、物凄い影響力を発揮しますので、「5分だけログインしよう」と「5分だけだからログインはやめよう」の差というものを、しっかりと認識しておく必要があるでしょう。
しかし、「PT組んだりするのは個人の自由だよ」という雰囲気を大々的に出してしまうのも問題があります。
この雰囲気が大きくなり過ぎると、メンバー全員がそれぞれ違うPTに参加中という、「何のためのギルド?」という事態を招くこともあります。
基本的には、当然のこととして個人の自由を尊重し、時折強制参加のイベントを開催することで、ギルド外の友人が多くメンバーとPTが組めていないメンバーの心の負担を軽減してあげたりといった、
精神的な配慮というものがギルドには必要不可欠です。
ギルドを大きく3つの方向から考察してみましたが、ギルド作りには沢山の考えるべき点や、気を使うべき点があります。
これらをクリアしていくのは大変な作業ではありますが、これによって参加メンバーにとって居心地の良いギルドとなりますし、良いギルドを作り上げる達成感も大きくなります。
また、この達成感をマスターが独占するのではなく、メンバーが自分の得意分野を担当することで、良いギルドを作ったという達成感を共有することが出来、結束力も高まります。
人が羨むようなギルド、貴方はそんなギルドに入りたいと思いませんか?